こみこみ

気になることを「こみこみ」詰めこみます

美大受験を考えている学生へ(アニメ・映画編) 

 

 

こんにちは。

ただいま美術大学映像学科1年生のこみちです。

 

 

今年受験を控えている学生の皆さん

ぶっちゃけ、美大受験どうしようかなって思ってませんか?

 

 

将来人の人生を変えるような映画を作りたいとか

宮崎駿を超えるぞ!みたいな熱い気持ちがある人は

今すぐにでも成長できる環境が欲しいと思います。

そうなると結局どの美大や専門学校を選べばいいのかわからなくて、

悩みますよね。

 

 

それとも、いわゆる普通の大学、文系とか理系とかある学校に行って、

絵は趣味でいいんじゃないか?

でも美大もちょっと気になるし、

のように一般大に行くか、美大に行くか

悩んでる人もいると思います。

 

 

今回はそんな人たちのために、

実際に美大に通ってみて感じた私の体験も踏まえながら

美大がどんなところなのかを

ちょこっと見ていきたいと思います。

 

 

 

 

目次 

 

 

 

美大?専門?一般大?就職?どれがいいのか

 

 

理想で考えれば、どの道に行っても大丈夫です。

 

 

美大→みんなで切磋琢磨

専門→自分の学びたいものだけ学ぶ

一般大→ 学校以外の時間で夢を追いかける

就職→必要な技術を習得できる

 

 

でも、現実はこう上手くいってくれません。

周りに流されていつの間にか夢を追いかけるのをやめてしまうかもしれないし、

なんだか自分だけが間違っているような気がして安定したところに行ってしまうかもしれません。

 

 

 わたしが美術大学に進学したのも、

周りにちゃんと夢を追いかける環境がないと、

自分がくじけてしまいそうだったからです。

 

高校まで絵を描くようなキャラじゃなかったし、

周りはなんでお前が美大行くの?みたいな感じでした。

わたしは昔から絵を描くことは好きだったんですが、

それを人に見せることがすごく嫌だったんですけど、

美大に行ったら

絶対に自分の作品をみんなの前で見せなきゃいけないんですよ。

だから嫌でもレベルアップしたくなります。

 

 

 

なので、奨学金とか借りれば金銭的にもなんとか美大に行けそうだって言う人は、美術大学に行くのが一番オススメです。 

 

 

 ここからはもう少し美大について詳しく見ていきたいと思います。

 

 

 

どこの美大がいいのか

 

 これはみなさんが求めるものによって違います。

アニメーションやりたいならこの大学とか実写だったらこの大学ではないんです。

これは美術大学で言われる話ですが、

大学のネームバリューってほとんど関係ないんですよね。

いわば、個人の制作が良いか悪いかそれだけです。

 

 

なので大学を選ぶ基準は、

好きな教授がいるからとか

名前が好きだからとか

極端に言えば、なんとなく好きだから

でも良いと思います。

 

 

が、しかし!!

やっぱり大学によっている学生のレベルは全然違うし、

雰囲気も多少違います。

 

周りの人のレベルに最初ついていけなくても

追いつき追い越すように頑張りたい!

と思っている方は入学するのが難しい美術大学に入るようにしてください。

 

 

 

美大に入るとこんなことできる! 

 

 映画をタダで観れる

美大の図書館にはDVDを管理していて、大学内でタダで映画を見ることができます。

ジャンルは洋画、邦画、アニメ、実験映像など

一部の美大ではDVDの貸し出しをしていて家で見ることもできます。

 

だいたい有名な作品は入っていますし、

TUTAYAとかにはもう置いていない古い名作なども置いてあるので、

今活躍している映画監督やアニメーション監督が

何を元に作品を作っているのかわかります。

 

 

美術館もタダで入れる

入学した大学がキャンパスメンバーズに加盟しているとその大学の学生証を

美術館で見せることで常時展が無料になります。

 

有名な大学だと美術大学でなくてもキャンパスメンバーズに加盟しているんですけど、一般大の人たちはこれを活用しているのかは謎ですね。

 

美術館だけじゃなくて

東京にあるフィルムセンターという

昔の名作の映画やアニメを上映している施設も

無料になるので、映像を学びたい人にはとてもオススメです。

 

 

自分の行きたい大学が加盟しているかはこちら

加盟校一覧|国立美術館キャンパスメンバーズ|独立行政法人国立美術館

 

 

 

高価な機材を借りられる 

大学の研究室では、機材などを無料で貸し出してくれます。

数十万する一眼カメラやビデオカメラ

特殊な撮影をする用の三脚

中には大きなペンタブまで貸し出してくれます。

 

特に女子美のメディア領域は入学するとmacbookAirがもらえます。

授業料から差し引いてくれるので4年間通えば、自分で買わなくても大丈夫です。

 

武蔵美などはそういう制度はないので自分で買います。

でも、授業で使う分は学校にあるものをみんな使うので大して困りません!

 

 普通に全部揃えたらとんでもないくらいお金がかかります。

それが学生のうちは使い放題なので頼もしいですね!

 

 

 

まとめ

どうだったでしょうか?

 

わたしも受験生の時は一般大に行くかすごく悩みました。

結局、考えた結果美大に進学しましたが

必ずしも美大に行ったほうがいいとは思いません。

美大にいけなかったから将来クリエイターになれないなんてこともないですし 

 

それでも今回の内容が

みなさんの悩みを解消する手がかりになればなと思います!

 

ありがとうございました。

こみちでした。